SAMURAIグループは、企業のトータルマネジメントサービスを行います。

成功事例から学ぶ10

私は長年多くの経営者と出会ってきました。
経営者には様々なタイプがおられます。皆さん成功者ですから個性的な方が多いです。
そのような中私にとって最も印象的で記憶にあるトップが潟Aスカ、丸淳一社長です。
成功事例を連載してきましたが、その多くは事業・商品での成功がメインテーマでした。 今回は事業もそうですが、トップの魅力を紹介したいものです。

アスカは千葉県(鴨川、茂原)で葬祭事業を展開し、業界有数の成功経営者です。
私の知りうる限り有名人です。ともかく大変な勉強家で講演依頼も多くあります。丸社長は元々銀行員でした。脱サラして起業され葬祭業を確立します。
この業界は大きくは互助会系と専業社系に分かれますが、アスカは専業社系の代表選手です。創業が昭和60年ですから、すでに業界では大きな企業がありましたが、地域密着・お客様第一主義をベースにマーケティングを組み込んだ近代的な企業グループを作られたと思います(店舗数、関連会社で約20まで展開)。
失礼ですがこの分野でこれだけの経営スタイルを持った企業は少ないです。従来からの古い体質を持った業界でしたし、ある種裏方の仕事で顧客に対しても前面に営業活動できない業種特性等から消費者からも目立ちにくい対象であったと考えられます。時代性・時流からも注目されることで、経営が近代化したように捉えられます。

アスカグループ経営成功のポイントの一つに社内一体化があります。トップから末端社員までが企業理念を理解し・トップを理解しまとまっています。
丸社長は書籍(後ほど紹介します)を書かれるほどの方ですから、会社方針が具体的になっています。
もちろん現場主義ですから、指示指導が具体的なのです。同時に実践力は抜群です、決めたことを必ず行う。
私は「成功へのレポート」を通して実践・行動を強く訴えています。実践力では丸社長は感動するほど徹しています。自分でもやらないといけないことをまず決められ必ず成し遂げられるのです。昔出会った時に本を書くよと言われていました、今日現在実行されました。

同時に私が魅力を感じる点に社長の人間性があります。人生の先輩をこのように評するのは失礼ですが、
丸社長の人間としての魅力は最高です。礼を尽くし、ともかく勉強家でお邪魔する社長室は書籍の山です。
今でこそ毎日現場には出られないようですが時間を惜しんで勉強されます。時間の使い方の達人でもあります。無駄な動きがありません。
常に顧客サービスを考え、事業を捉え、人材育成に努められて千葉南部においては盤石な体制を確立されました。専業葬祭業は小企業が大半の中トップクラスの実績をつくり、その成功ノウハウも機会があれば同業社に公開(研修)されます。
多面的に学びたい方、企業です。

「気づいたらすぐやる人が成功する人」、「小が大に勝る思考法」著書です。


■「アスカ」について、詳細をお知りになりたい方は、こちら。(http://www.asuka.gr.jp

■潟Aスカ 代表取締役社長 丸淳一氏の著書
気づいたらすぐやる人が成功する人小が大に勝る思考法
※継続は力なり!
「成功の条件」の習慣化で、誰でも人生の目標を達成することができる。「即実践」「人と違ったことをやる」「自分で決めたことは守る」など、成功するための5つの鉄則を紹介する。(文芸社)
※中小企業のサービスについて、著者の体験を交えて綴る。サービスのスキルを学ぶ前に、思いやりの感性を磨き、「自利」でなく「利他」の精神に立ち返ることが大切であると説く。(三想社)

←バックナンバーへ戻る前号へ次号へ