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成功へのレポート52

自分自身も含めてなのですが、人間関係上毎日の仕事をいかにスムーズに運べるか、効率的に進められるか、技術的なこと・能力的なことは前提になりますが、最大重要事はモチベーションの維持・向上ではないですか。マネジメントの中の一つでもあるのでしょう。人間が関わらない社会・ビジネス世界は存在しません。山にでもこもって好きな世界にいる人はともかく、家族を持ち、仕事を持ち、顧客に働きかける仕事である以上気持ちの持ち方、コントロール、向上心は研究対象です。人は理論・理屈で動くことよりも人間関係で実際動きます。自分のことは自己管理の範疇であり、自己管理の項目で取り上げます。ここでは組織における人材を対象に考えていきます。

@関係する人をパートナーと見るようにします。部下であろうが一人の人格を持った存在として扱わなければいけません。ましてや年齢の上の人に対しては人生の先輩としての付き合いをすべきですし、年齢の下の人、部下であっても捉え方は同じです。長所を見るようにして、いかに良い面を引き出せるかで関係が決まります。顧客に対しては大切にするのですが(お金の出所)、取引先(仕入先、業者)に対して見下したような扱いをする担当者はまだまだ多いです。私は奇麗事ではなく、その対象もパートナーだと捉えています。一人ビジネスを考えると、自分の組織以上に回りにパートナーを持たなければやっていけません。自分から見て関わる人全てパートナーと言う位置付けに置いてください。

Aその対象(ここでは部下、後輩を想定)について一番力を入れなければならないことが「夢の実現」「自立」です。彼らの人生を実現化させる関係が、モチベーションアップの前提ですし、訓練場所・仕事を通した具体化が働く場(職場)になります。むしろこの場(職場)をいかに活用させられるかにかかっているように思います。一生ここに同じ環境にその人がいるか等分かりません。私だって将来どこに飛び出しているか想像出来ないものです。ある時期・時間を・仕事を通して語り働く関係の中でモチベーション維持・向上に向け語り合うことになります(その人の良さを見つめつつ、良さを活かす方法を考えながら)。不平・不満等誰にでもあります、悩み・苦しみもあります。だから解決しようと話し合います。

B数字をパートナーに組み立てさせる。組織の中では難しい面がありますが、個人の集まりが組織と捉えている私は、数字目標(給与)を明確にし、チャレンジするストーリーを組み立て同じように考えます。一体感が生まれる土壌作りです。

C日々の目標を明確にすることと、具体的な収入(数字)を持ち込み、次に大きな思いに持っていきます。例えば日本一になるとか、世の中変えてみようとか、大きく掲げる時期がきます。世の中への強烈なメッセージを伝えることでモチベーション向上に向けます。人には大儀が必要です。大きなテーマに人は向かうのではないでしょうか。成功者を目指す皆さんには実感としてそのことを理解してもらえるのではないでしょうか。人は一言の発言で変われます、子供の頃の先生に言われた一言で人生変わった人はいます、私は先輩の一言でした。

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