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成功へのレポート

競争・競合しない、同様に営業の仕方も検討する必要があります。営業の捉え方も様々でしょうが、一つ視点を変えてみてはどうでしょうか。

私は営業をしません、唐突でしょうか。営業についての詳細は別にまとめますが、ここでは営業姿勢について書きます。
全く何もない状況(営業先の誰にも出会っていない、サラリーマン新人の時代のイメージでしょうか)からの営業はさすがに、出会う場面の設定・探りからしない訳にはいかないでしょう。名刺を集めることを描いてもらうと分かりやすくなります。多く人の集まるところに出掛けて行くやり方、例えば人のやっているセミナーに参加することも費用をかけずに出会えるチャンスでしょうし、ともかく人の集まるところへの積極的な参加に尽きます。何か提案出来るものを作れたのであれば、逆に費用をかけてでもセミナーや勉強会を仕掛ける手はあるでしょう。何らかの場面を経て、少なからず人との出会いが出来た段階で、名簿を作成し、徹底的にその人のことを考え続けます。何を提案するか、メリットをどのように出すか・・・。
この流れまで来ると必然的に考えることから営業を行っていることになるのですが、私の言う営業をしないとは無闇やたらに飛び込む(飛び込み営業)ことではないということです。一度出会った人(特に対象が企業であれば意思決定者しか相手にしません)に徹底して攻勢をかける(その方のことを真剣に考える)のです。リストを作成することが目的ではありません、何を提案するか、出来るのか、一般に言う企画です。レポートを読まれているあなたも何人かの名刺や人との出会いがあるはずです。その方のことを真剣に考えるのが私の言う営業(だから一般の営業ではありません)、もうすでにお客様がいるのです。どこか見もしない地に顧客を求めるのではなく、すでに出会った人への対応。例えば異業種の会合があったとします、その場の参加者には同席したよしみがあり、挨拶すれば名刺も出せる環境にいるのです。しかし自社のパンフレットを持参して、ましてや同席者に自社パンフレットを渡している方など見たことありません。この場が最大(経費も使わない)の営業チャンスであることを言いたいのです。何か営業と言うと資料を持って無闇やたらに動き回る営業がいかに多いことか。

すでに知人・友人を含め情報の発信があれば、営業はスタート出来る環境を思い切って活かすこと。営業をしない営業とはそのようなことです。営業相手を探すのではなく、すでにいる相手に対応する。そして間違ってはいけないのがこちらの商品から入らないことです(逆のことは99%商品から入る誰もがやっている営業です)。先方のニーズを探ることに尽きます。先方の問題・課題に答えていくのが営業です。こちらから売り込むことではなく、あなたの業から見て、先方のニーズを探り解決策を提示・提供することが結論です。提案事項の本質はクライアントに全てあります。そのこと、はきちがえないでほしい。だから売れるのです。そして企業がクライアントであれば、共通に求めていることははっきりしています。売上アップ、集客アップ、利益アップ・・・儲かる提案は必ず当ります。

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