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成功へのレポート

明細には総支給額があります。実際皆さんが見るのは振込み金額ではないですか。税金・保険等気になるのですが、税金・保険実感がありません。
昔、支給は現金でした。ずっしり?重みが実感されました。奥さんも実感し旦那さんへの感謝も給料日にはあったはずです。現在は希薄になりました。
お金(お札)は単なる数字や紙切れではなく、大変なパワーを持っています。1枚の明細書と現金比較してみてください。全く違った世界がそこにはあります。
個人では源泉徴収が生活数字を麻痺させているはずです。独立してみると分かりますが税金・保険・年金等支払いが年であれ、月であれ引き落としであれ、目に見えてその金額の動きが理解出来ます。

サラリーマンが経営者意識を持ちえないのは、根本的に「理解不能な領域」での出来事であるからです。社員・組織を強化する、数字の分かる社員を作る、実践的な人材育成をする・・・と言われていますが、ほぼ全滅です。
その根本に源泉徴収システムがあります。社員は総支給額など見ていません。手取り金額でしょう。通帳の給与振込みと言ったのはこのことです。現金(通帳)からスタートしたいのはそのような思いがあるからです。会社は決算書見ても何ら実態・実感湧きません。専門家は経営を知りませんから実践アドバイス出来ません。
キャッシュフロー管理とは現金の動きのことです。成功者は数字に強く、キャッシュに強く、現金に強くなるべきです。すべての原則、徹底して考え続けましょう。サラリーマンは基本的にお金が残らない。
年金、保険、税金・・・年を追う毎に負担率が大きくなります。徴収されることは国民の責任・義務でしょう。システムが違う以上サラリーマンの負担は大きくなるのです(会社負担もあるのでしょうが)。

これも個人事業をやると分かります。つまり経費が使えることです。独立して自分一人で生計を立てていく以上何かと出費があり、ある線までは認めてくれることはいいのでしょう。会社員だから一生生活安定(公務員でも)という時代は終焉しました。実は国家・組織に守られているものなど何もないのです。私は公務員ですら幻想であると映ります。ましてや企業であれば大企業・上場企業問わず明日を保証してくれる会社がありますか、明日はわが身の心境ではないですか。自身を助けるものは自分しかないのです

そして日本は自由経済である以上稼ぐ世界を構築すべきなのではないでしょうか。
サラリーマンは源泉徴収され、実質支払い金額が明確で、家庭人であれば振り込まれる通帳の所在が決定的な影響を将来に渡り与えます。結論は振込先を自分にしておく、給与口座を直接奥様にしないこと(支払い後お小遣いをもらう亭主からの脱出、約束の生活費を家に入れる)。給与はまず自分の口座へ、今月分(生活費)として奥様に渡し、管理の主体を握っておく。独立(者)への準備です。サラリーマンとの決定的な違いは自由に出来るお金を持てるかどうか、それしかないでしょう。

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