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成功事例から学ぶ16

昨年後半から世の中が激変、ただこの状況下であっても強い企業は存在しています。前回に続き取り上げた理念を主体にした企業を紹介します。

住宅会社ですが、業界は苦戦を強いられています。その中自社の特性を明確に打ち出したのが「船浅」です。滋賀県長浜市にある企業です。 HPをご覧下さい。

この企業の紹介ですが、今回はどのように船浅の特性・特徴を、HPを通して情報提供したかです。
どのように良い特性・特徴を持っていても外部に訴求されていなければ当たり前ですが伝わりません。つまり売上に繋がらないのです。
一般論として以前であればパンフレット、チラシ等の印刷物であったり看板、TV・ラジオ広告があり訴求したのですが大きな費用もかかっています。
現在はこの機能にも変化が起こり各社、HP、サイト、携帯からの情報提供含め動いています。船浅は自社の独自特性をHP上にまとめました。もちろんその内容が今回のポイントです。

船浅は400年の歴史を持っています。突き詰めると顧客一人一人に対しての要望を「体感ハウス」から伝えていることでした。ハウスは社長の自宅です。
住宅会社はモデルハウスや建設後の住宅を借り見学会をしているケースが大半です。しかし実感は持てるのですが生活の匂いがありませんから何か体感出来ない状態でした。
「体感ハウス」は日々の生活空間ですから実感出来ます。社長ブログを見てもらうと分かりますが、住宅に対する思いは地に足ついたものです。

要望により宿泊も受け付けています。一晩じっくり住まいについて話し合いませんか。よく言われるように住宅は我々にとって最大の買い物で、生活に密着したものです。
要望を聞き切りますから年間10棟しか建設できないのです。だから社長のスケジュールを載せています。船浅とは藤居社長との出会いにすべてがかかっています。

再度書きますが、社長ブログ読んでください。社長の考え方もありますが人柄がよく出ています。住宅提案も生活者の視点からまとめています。
およびお客様の声もしっかり書かれていますので読んでみてほしい、丁寧に声を集めています。特に石原さんを取り上げていますが、出会いから経過までまとまっています。

どのような企業も自社の特性・特徴を丁寧にまとめ上げ、情報を提供することで結果業績への貢献に繋がっていきます。その表現の場がHPであり、トップページの重要性です。
船浅は善循環しています。本来部材や工法が前面に出てくること可笑しいです。

■「船浅」について、詳細をお知りになりたい方は、こちら(http://www.funaasa.co.jp)


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