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成功へのレポート81

私は自己分析しますと、合理主義者で、現実主義者で、本音しかなく、実利的でないと嫌ですし・・・そのような自分がまず居るのです。
時間管理にしても効率を求めます。ムダな時間を過ごすのは全く嫌です。検討事項にしても意味のない時間を過ごすのが嫌です。 しかし無用な議論の場が多いことも否定出来ません。お付き合いでそのような場面もあります。今・今日あなたが議論していること本当に確信を得た内容ですか。 問いたいのです。解決策を見出せないどうどう巡りの議論ではないでしょうか。結論の出せない議論は無意味です。 最終実行するか、しないか、この2つしかありません。一時検討のため預かりますとの結論はあり得ないのです。実行するかしないかの結論 しかないのです。話し合いをすれば何か生まれますか。そのようなことはありません。私は仕事柄弁護士先生とのやり取りがあります。弁護士先生は論理的ですし、明確な結論が出るような話しの進め方をされます。 論点がはっきりしています。話し合う前にすでに仮説を設定しているのでしょう、質問事項もはっきりしています。結論になるものをすでに持って今の話しをされているように感じます。 話してみると何か進展があり、どういった方向や結果になるか、出たとこ勝負のような運び方はされません。話し終われば方向性や何らかの結論がされます。限られた時間で最も効果的な成果を上げるテクニックを学ばれているように思います。 ビジネス世界と比較するとこちらはまだまだ甘さがあります。暢気なやりとりが結構多いのです。終わってみればこの場の設定すら疑問なことがありませんか。私などイライラの元です。 つまり議論の前提は仮説(何らかの予測答え)を持っていないことには話しにならないのです。リサーチの話しもしました。調べて初めて答えが出るなどといったことはありません。まず、答えとなる仮説ありきです。 仮説を立てたが立証したい、確認したい、だからリサーチをするのです。調べて答えなど導けません。答えは仮説の立証なのです。議論が始まる場合、どこに着眼点を置き、結果をどこに求めたいのか、ある意味では誘導していくのです。 事業は思いの具現化です。結局自らの世界にどの方法を使って導くかしかありません。だから時間をかける必要もなければ時間が結論を出すような流れもありえません。
結論は既に出ているのです。部下のモチベーション管理も同様です。彼らの参画がポイントになります。しかし、答えは既に出ています、やる気を引き出すために議論の場を設けているだけなのです。議論など元々ないのかもしれません。 結論(仮説も含め)など既にあり、何か参画場面を設定するためだけに議論がされているのかもしれません。 でもムダな議論が90%です。酷いのになれば今の今何故ここに私が居るのだろうかと思ってします場面があります。皆さんにもそのようなことありませんか。その時はその場を立つ勇気が必要です。 身体の調子が悪いの、緊急の用事が発生しただの口実を設けても席を立つべきです。無用なことに時間を使うことが精神的にもダメージを与えるケースがあります。勇気を持って席を立ちましょう。 。


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