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成功へのレポート81

時代が進歩しあらゆるゾーンで技術開発が進んでいる。日常業務においてもパソコンの普及で生産性アップが図れています。 まさにハイテク全盛の時代です。どのような場面であっても機器が介在し、便利性は誰もが享受出来る社会環境が整いました。 そのことは素晴らしいことです。異論を唱えることもありません。携帯電話一つを見てもその進化はすさまじいものです。 以前はいちいち公衆電話に行き、連絡を取りつつ仕事をしていました。出張であれば宿泊先を連絡し、FAXを受け取り仕事もすることがありました。 レポートをまとめることもビジュアルなプレゼンテーションも出来ず、必要に応じて一冊一冊写真を貼ったり、色を塗ったりしていたものです。 パソコンを使用してのプレゼンテーションなども近日のことで従来であればパネルを作る、ボードを使用し説明をしていたものです。 手紙を書くことも、ハガキを書くこともソフトを活用すれば一瞬に出来てしまう時代です。メールの無かった時代はいちいち郵便物を出しに行ったものです。 それら機器を活用する世界の便利性が当たり前になっただけに、一方押さえておきたい世界があります。「ハイタッチ」の世界です。 どこまで社会が進もうが所詮人間が介在しています。ビジネス世界もシステム志向を進めると同時により人間の介在を求めるものです。 時代の進歩のスピードと逆に自然志向、手づくり志向、素朴さ、安心、環境・・・本来あった世界への回帰が同じ時間軸の中に現れます。

進歩した便利さは否定出来ません。今日から車に乗らない生活、豊かな住環境を享受する我々が放棄出来ません。 それでいて人間らしさを求めてしまう我々がいるわけです。どちらが良いと言う判定はナンセンスです。両方とも欠かせないのです。 度合いの差はありますが、両方必要不可欠なのです。一方が欠けることは考えられません。機器発達は生活に浸透していますからその流れで結構です。 あえてこれらのテーマを取り上げたのは「ハイタッチ」面です。システム志向が先行する中それらの便利さが全ての答えを引き出したかのような錯覚が怖いのです。

ハイテクがあればあるほど、ハイタッチを絡めなければいけません。活字が機械化しただけに一文字手書きが活きてくるのです。 DM発送の宛名書きは手書きが基本です。シールを受け取った場合と比較してください。シールが大半だけに手書きが活きてきます。 ほっとします、人間ですもの。システム先行だけに人のぬくもりが恋しくなるのです。ビジネスの条件はそのようなところにあります。 どんどん進歩し、機械化が進めば進む程ほっとした世界が欲しくなります。マーケティング上でも必要要因です。 それらを仕組みとして組み込めれば大変な効果を生みます。手づくり感は我々の世界ではないですか。 今気付いた小さな点を一つ一つ詰めていきませんか。そのことが結果大きな世界に発展していくことになります。 最終営業の世界も人と人の関係です。人が介在しないのであればIT世界で十分です。 でも土日消費者は店舗に出掛けます、商店街に出掛けます、商品でなくきっと人間らしさも求めているのではないでしょうか。


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