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成功へのレポート81

改善がブームです。普段仕事現場を持っているものにとってこれで完成・正解と言う到達の場所がありません。 目標に達すれば一応初期目的は遂行されたのでしょうが、企業経営である以上次のテーマに入っていきます。 会社設立とはゴーイングコンサーンです、もう立ち止まれません、永遠に企業発展を追い求めなければいけません。 経営者とは大変な仕事です、立ち止まる自分の意思を出せない存在です。経営者の大変さは他人を食べさせることです。 私はひょっとするとこのテーマを避けた人間かもしれません、一人ビジネスですから、本質的には避けたことになります。 それ程他人を食べさせることは大変なのです。家族含めると従業員かける3倍です。 自己責任で自分(家族)もしっかり稼げていない人達からすると経営者の責任の重さははかりかねます。 企業は存続させなければなりません、売上実績も上げ続けなければいけない、全く別の事業をくっ付ける(多角化)ことや、別事業展開することもそれはそれで実践していくのでしょうが。

本質的には既存事業からの収益確保が自然です。既存活動は自分達の成功のエキスが少なくともある世界です。 顧客の付き合いでも私は一貫して今の顧客(今出会っている人)を重視してきました、明日・将来出会うであろう人のことを想像して何かを考えているあなたがあったとすれば間違いです。 人間は保守的です、分かっていることの中でまだまだ取り組めていないテーマ(稼げる)が実は山のようにあるのです。 保守的とは変わりたくない、昨日までのことは安心です、冒険はリスクも伴います、確実に見える経験値で動きます。 安心を求める(人間ですから認めるとして)、現状維持はまずいです。実績が良くて横並び、きっと実績達成には到らないことが見えています。 顧客は現状のままでいると1割は減ります(だから新規顧客獲得に力を入れます)。今置かれている自分の立場から売上・利益貢献出来る種は今の立っている場所にあります。 私は毎日の仕事の半分は必要のない業務だと言っています。時間から時間の仕事を大半がやっています。ムダのオンパレードになっています。 そのこと自身は別に正さなければいけない課題ですが、ここでは、逆に捉えるときっと非生産的な、非合理的な日常が手に取るように分かるだけに、正せば良くなる可能性を秘めていると解釈します。 現場が解決しなければならない課題は山積です。社内だけではなく時代の変化や環境の激変がある以上終着地点がないと言ってもいい程です。

改善活動は今に始まったことではなく、長い歴史があります。メーカーを中心に改善本年で終了しましたなど聞いたこともありません。 先頭を走る企業でもその段階です。改善のスタートは数を出すことです。マインドフリーと同じような効果が起こります。 普段疑いなど現場仕事では持ちませんから(頭)混乱を起こします、そして混乱後少しづつ内容の吟味に移ることを薦めます。 最初から内容を問いだすと、頭も手も止まります。この活動、工夫の提出自身に慣れていません、出しやすい環境整備も必要です。 出しやすいシート自身の様式もあるでしょうし、評価との関連も重なります。そして何よりも大切なことは業績に関連するテーマにまで持っていけるか。 粗捜しではなく、事業の種探しです。


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