SAMURAIグループは、企業のトータルマネジメントサービスを行います。

成功へのレポート81

人間とは不思議なもので、頭で考えていることがそのまま実行出来ると凄いこと・素晴らしいことが実現出来てしまうのでしょうが、 一般にそうはいきません。言行一致、知行合一とか分かってはいますが実行出来ない。
最近「人間改革」がよくテーマになっています。昔からそうなのですが、なかなか人は変わりえないものです。 情報も多く集まり、ましてやIT時代氾濫している状況であり、成功への流れは整っているはずでありながら成功はほんの一握りの人しかいないのが現実です。
まして本来人間が持っている要素に怠け癖があるように感じます。楽な方に流されてしまう、どれほど成功者の情報をもらっても、 それは成功者が実現したまでであり、別の世界でしかないとは言えます。自分にもやれるのだとは一線引いてしまっているのです。
「朝起き」の話しをしました、でもやる人少ないです。やってみると別にどうというものではないのでしょうが、やらない。
その壁になっているのが性格・体質・習慣・・・です。

成功者の特性に意思の強さがあります。「決めたことが出来る」。出来ないことは決めないとは言えますが、決めた以上、何があろうが実行します。 その意思の強さは並大抵ではありません。決めたことが出来るとは結局あたかも当たり前に生活習慣として実行してしまえる段階にまでなっているのでしょう。 本人にとってはそれ程無理なくごく自然に生活の習慣で行える。
出来るようになるためのポイントは生活習慣にしてしまえる、クセになればいいと分かります。考えて動くのではなく、 自然の行動として決めたことが出来てしまう、そのような環境が成立出来得ればOKです。
それなりの年齢になると頭も固くなり、価値観も変えられないとは思いますが、形から入ってみるとチャンスはあるのではないでしょうか。 成功者へのクセ付けがあるとすると、早起きがあり、時間厳守があります。分かりやすいもの、達成が見えるもの、成果が具体化するもの。
また決して難しい理論・理屈の前に、ひたむきな継続がありそうです。本人が自然に早起き出来、時間厳守出来、正攻法で事業のことを考え続けられるか。

多くのテーマを継続することは人間には出来ないものです。私の知る経営者は10も20も自分に対する約束を決め着実に実行しています。 超人的な人は別にしても自分への約束事を着実に実行出来る自分でいなければなりません。
性格・体質・考え方を変えるのではなく、習慣・クセを変えることから進めるとうまく行くものです。 行動とも関連しますが、形としてスタートさせることの方が分かりよいのです。見えないものは所詮見えません。 精神論であっては意味がありません。見えるもの・形から始めましょう。


←バックナンバーへ戻る前号へ最新号へ

ご相談はこちら

★ただいま、高井講師による無料経営相談受付中です。経営者お一人で悩むのではなく、まずはご相談を!
 ご相談は、上記お問い合わせフォームから、またはこちらまでメールをお送りください。