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成功へのレポート

訓練の話しです。私の体験(コンサル時代)ですが、経営指導や人へのアドバイスで押さえておかないといけないポイントのひとつに「長所」を、見るがありました。人間はシンプルに出来ています。例えば自然に反する動きをしますと、疲れやストレスが溜まり病気になります。人は自分が好きです(少なくとも嫌いな人などいません)。人は元々自己中心ですし、自分可愛さです、自分を中心に世界が動いているくらいに考えているはずです。人には長所と短所があります。前に書きましたが、このことは表裏です、同じことです。どちらを見るかになりますが、人は基本的には明るいところが、楽しいことが、愉快なことが・・・やはり素直に好きです。特に自分の悪いところを指摘されると心を傷つけます。何故ならば本人は悪いところを、完全にとは言えませんが、よく知っているのです。他人から言われる前から知っていますから、そのこと(悪いこと)を指摘されると嫌なのです。であれば私も皆さんの長所しか見ないことにします。私は以前に経験したことはこの訓練だったのです。私が若い時に受けた訓練を紹介します。何かを視察したとします(店舗、企業)、その訪問先の良いところだけを書き出すのです。慣れていないと、良いところを見ようとすると同時に悪いところが目に付いてしまうのですが。

極端にいえば悪いところしか目に入らないとしても良いところ(長所)を探し出すのです。ある店に行って本当に良いところがありません、最後はトイレのドアのノブが良いです、ゴミ箱が・・・このようなことでした。そのようなことがあってですが、現在私は悪いところが見えなくなりました。悪いところを指摘されると嫌です(子供もそうです)。短所は長所のことですから長所として伝えればいいのです。これもチャンネルとしては、プラス、前向き、明るく、楽しく・・・に直結します。人間が自然の中に生き、動物(心理、感情)である以上そのように作られているのでしょう。

このレポートの読み方にも訓練が必要なのかもしれません。何を書かんとしているのか、何故このことが出てくるのか、何度も形を変えて出てくる意図は何なのか、何か計算されているのだろうか・・まで読み込んでください。そのように書かれているはずです。

私は実践出来なければ意味がないと考える人間です。何故このようなレポート書こうと考えたかの理由もそこにあります。勉強の教材ではないのです。ああ分かったよ、ではないのです。実践のためにどういう方法がベターなのか、皆さんに成功してもらうために方法を探っています。

考えて動くことは重要ですが、結果に繋げるためには行動ですし、訓練が必要なのです。まず、朝5時に起きる行動を促す話しでした、明るく・前向きに・長所を見る訓練が必要です。訓練をすることで身体に染み込んで行きますし、自然なままで生れた時からの性格・備わっていたものを引き出すようになれます。このレポートは心構えとテクニックの組み合わせで成り立っています。この点が従来にはなかった成功レポートに仕上がったと言えるものです(精神論も必要なのですが、具体的方法を知っているかなのです)。

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