成功関連の書籍・情報が巷に氾濫しています。私も世の常に合わせた訳ではありませんが、日常の中での一番の関心事はいかに成功出来るか、もちろん成功とは人によって哲学・人生観・価値観ですから百人が百人、１００パターン同じ捉え方になるとは思いません。 ここでは徹底して「実学・実社会」に照準を定めた世界にしています。私は哲学者ではありませんし、宗教家でもありません。一般に言うビジネス社会で生きてきました、それだからビジネスと交差する世界から成功を考えてみました。 私自身が若輩者であり、歳に似合わずまだまだ修行が足りないのでしょう、小さな成功者です。しかし、社会に出てからの仕事では意図的にテーマ的に成功者を多く見てきました。たまたま選択した仕事が経営コンサルタント会社での体験です。きっと数百人の成功経営者と出会い話し、何人かとは共に仕事をしました。 昔の話で言えば一人が経験する仕事は一生せいぜい１〜3社（仕事）ではないでしょうか。そのことを思えば幸せなこと？にいくつもの会社（顧問先）にあたかも職場を得たような仕事・環境にいたことが私の現在を作ってくれたと言えます。 世に出ている成功情報・書籍に書かれていること私は正しいと考えます。しかし何かモドカシイ面もあります、いくつかの理由がありそうです。 成功者が語る体験はその成功者個人の成功方法・ルールであり体験談です。でも私はその人ではありません、生まれも生活環境も、年齢も出身地も何もかもが違います。もっと分かりやすく、もっと実際に成功未経験な方でも分かる成功へのステップはないのだろうか。このレポートもそのような意図からスタートしています。世に問いたいからではなく、私を知る方にそっとこんなことではないですか、こんなやり方でやってみてはどうですか、そんな囁きからの出発です。 自分の中での成功とは何か？ですが、再度確認します。このレポートは実業・実社会・ビジネス世界での成功に照準を当てています。まずは収益・収入について考えます。 個人も会社も数字的にはいたってシンプルです。「収益−経費＝利益」これだけです。会社で言えば損益計算書です。貸借はまたの機会にします。世の成功本は利益後の運営に重きをおいたものが多いようです。資産運営はこうしよう、すでに資産お持ちの方はその段階からスタートして下さい。でも実際私の側には損益段階で苦労している方が圧倒的に多数なのです。だからここから始めます。 経費管理・コスト管理は重要ですが、このことは何か心がネガティブになりますから、また別のところで書いてみます。となると収益に問題が絞れます、成功を収益獲得・確保に置いてみます。会社は結局個人の集まりです。会社を良くしようと日夜努力していますが会社はなかなか良くなりません、何故、個人が分かっていないのにその集まり良くなりませんよね。個人について考え続けるのがこのレポートです、個人が強くしっかりすれば組織・会社が強くなり、その結果成功者の集団となっているはずです。 ←バックナンバーへ戻る次号へ Copyright (c) SAMURAI Co.,ltd. 2007 All Right Reserved.