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特別寄稿

やわらかな春の日差しを浴びると、ウキウキと心躍るようで、どこかへ出かけたくなるのは私だけでしょうか。

今回は「やわらかな目」についてお話したいと思います。

目は‘外に出た脳’と言われるほど、その人の微妙な感情の揺れなども表してしまいます。‘目は心の窓’…私たちは初対面の時、この小さな窓を通してお互いの思いや考えを推し量りながらコミュニケーションをとっています。
接遇において「視線」が大切であることは皆様もよくご存じのことでしょう。
いくら素晴らしい立居振舞いであっても、視線が合わなければ完全に的外れです。視線によって初めて目的を明らかにすることが出来るのです。

さて、「目」にも様々な表情があるのですが、映画などで役者の表情を観察するとよくわかります。からだ全体、とくに表情筋を自在に動かして見事に表現しています。
ではここで感情の代表格「喜怒哀楽」を「目」で表現してみましょう。
それぞれの違いを体感できましたでしょうか…。


それでは接遇においてふさわしい「目」とはどのようなものでしょうか。
その前に、私たちはどのような「目」で迎えられたいと思うでしょうか…。

私は「やわらかな目」が最もふさわしいと感じています。
なぜなら‘やわらかさ’はどんな人にも心地良く、人の心を開く鍵でもあるからです。私たちの心をやわらかに備えることは、小さな窓である「目」を開くことであり、相手に心地良い風を届けることができ、スムーズなコミュニケーションが動き出すのです。
難しいことはさておき、まずは鏡を見ながら「やわらかな目」を作ってみてください。そしてそれを筋肉に覚えさせるまで練習し、この美しい目を体得してください。
私たちはいつも誰かに360度見られています。その中で唯一「目」だけが相手と合わせることの出来る器官です。この小さな目をあなたの思いやりを伝える窓にしてはいかがでしょうか。

私はこのコラムを通してお伝えしていることは、アロマテラピーで使用する「精油=エッセンス」のような情報です。非常に純度の高い精油は1滴で十分効果があります。このわずかな1滴を味わい楽しんでいただければ嬉しいかぎりです。

Chisato Fujii

筆者 : 藤井千里/プロフィール
  • 全日本空輸(株)入社 キャビンアテンダントとして勤務
  • 航空会社受験予備校講師を経験
  • 2001年「和顔サービスCOMPANY」(現.株式会社和顔)を設立
  • SAMURAI塾2008年1月セミナー「第一印象10秒戦略」講師
  • 2008年2月 SAMURAIグループ 専任アドバイザー就任

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